MoNoreNoMeMo

日記とかメモとかそんな感じ

iDecoを解約した

ネットで探しても「iDecoは条件を満たせば解約できます!」みたいなことは書いてるけど実際に解約できた人の話をあんまり見ないので、みんなが気になってるお金はいくらくらい戻ってくるのかを記録しておこうと思う。

 

3行まとめ

1. 16万5千円戻ってきました。
2. 事務手数料は638円
3. 脱退一時金の請求から支払いされるまで大体半年(※)
※自分の場合は申し込み前に引っ越しを挟んだので住所変更で+1~2ヶ月された。これなければ4ヶ月くらい。

 

金なさすぎて辛い

無職になって、まともに収入がないまま1年半が過ぎ、年金も払えなくなった。
家賃も、都内の救済制度とかいうのを使って3ヶ月分だけ肩代わりしてもらっているような状態だった。

ぶっちゃけ生活できない状態なので、こんな状態でもiDeCoってお金返してもらえないのかと思って調べてみたら、さすがにこんなド底辺になった人にはお金を返すようにルールがあったので申し込むことにした。

楽天証券とJIS&Tに相談

色々ググって見ても「解約は基本的に難しい」とか「条件は~」とかダラダラと書かれていて、結局どこになにをしたら解約できるのかわからなかった。

なので、申込みしたときに使った楽天証券とJIS&Tに問い合わせをした。

基本的にはJIS&Tの人が全部解説してくれたので楽天証券には問い合わせなくてもよかったかも。

JIS&Tの人に教えられたのが、手続きをするにあたっては住所などが最新の状態にならないと進められないということだった。

まあそれはそうなのだけど罠があったのだ。

手続き時間かかりすぎ問題

脱退するには自分の資産を管理しているところに脱退の申し込みが必要。

自分の場合は楽天証券から申し込み、資産の管理はJIS&Tというところがやってるらしく、そちらに申し込みが必要のようだった。

が、ここでめんどくささが爆発した。

家賃が払えなくなったので東京から実家がある静岡へ引っ越しをしたのだが、楽天証券に登録されている住所が東京都になっているのだ。

そのため、住所の変更をする必要があるのだが、これを見てほしい。

(出典:https://dc.rakuten-sec.co.jp/flow/procedures/)

住所変えるだけで最大1ヶ月半~2ヶ月半かかるとのこと。えぇ…。

文句をいってもしょうがないのでまずは楽天証券に「住所変更届の発送の申し込み」をした。
はい。住所変更届を送ったのではなく、紙媒体の届出の請求です。ネットで完結できないのなんでなん。
住所変更届は3日ぐらいで到着し、必要事項を送付。

同時に、JIS&Tの人からアドバイスを受けてJIS&Tのほうにも書類を送ってしまうことにした。

こちらに必要な書類は「脱退一時金請求書」「本人確認書類(住民票の写しとか)」「年金免除の証明書」、マイナンバーで年金免除されてるかなんてわかりそうなもんだけど、とにかくこれらが必要とのこと。

さらに楽天の住所がまだ東京のままなので手紙を同封して「引っ越したので住所がまだ古い、手続き中」というのも伝わるようにした(JIS&Tの人の提案)

これで、こちらでやることは終わり。

通知書がやってきた

必死に就職活動をして静岡から遠いところで就職が決まり、働き始めて数ヶ月。
7月下旬に「脱退一時金裁定結果のご連絡」という手紙がやってきた。

手紙にはいつ請求日、裁定完了日、裁定結果、運用品の売却日、一時金支給日が記載されていた。

自分の場合はこんな感じ。

請求受付日:2023年4月3日
裁定完了日:2023年7月25日
運用売却日:2023年8月1日
一時金支給日:2023年8月21日

ここでようやくお金返ってくるんだーよかったなあ、と安心できた。
まあ「いくら戻ってくるんだ」ってのがわからなくて別の心配の種ができたのだけど。

振込報告書がやってきた

8月中旬「お振込報告書」という手紙がやってきた。

振込額:165,335円(手数料638円)

資産運用サイトで16万くらい運用してるのは認識していたけど、もらえるの10万くらいかなーと思っていたら思ったよりも戻ってきてよかった。

おかげで滞納していた国保の支払いができる…。

終わり

というわけで8/21明日は休日だから明後日?にお金が振り込まれれば無事にiDeCo解約完了です。

いや~~~。時間かかりすぎだよね…長くても1ヶ月くらいで処理してほしいよ…。

手続きも紙でやらないといけないし、これこそマイナポータルからぱぱっとできないんすかねえ。